花わさびの醤油漬け
花わさび。
山葵(わさび)の小さな白い花の、
つぼみ状態の若い花茎。
適切に調理する事で、
つ〜んとした爽やかな辛みと、
独特の苦味と歯ごたえが楽しめる、
春の訪れを告げる食材。
1月頃〜4月頃出回り、旬は2月〜3月。
産地でよく食べられる「醤油漬け」は、
最も美味しい食べ方のひとつ。
花わさびは、意外にも、
そのまま食べても、
それ程辛味は感じられない。
辛味成分は、イソチオシアネートという、
揮発性のからし油類。
根の場合、すりおろすことで、
細胞が壊れ、酵素の働きで生成される。
花ワサビの場合、
もんだり衝撃を与えるなどにより生成を促す。
だから「刺激スルホド、辛クナル」
辛味を引き出す工程が大事。
ちなみに、イソチオシアネートは、
発癌や腫瘍化を防ぐ、化学的抗がん剤となる
ともいわれる注目の物質でもあるそう。
「何かしら奥が深そうな食材」です。
花わさび醤油漬け レシピ(材料と作り方)
花わさび、塩適量、密封ガラス瓶。
調味料は、醤油2:純米酒1:みりん1。
食べやすい長さ4cmカット。
塩をふりかけ、よく揉みこむ。
しばらくするとアクを含んだ汁がにじみ出てくる。
余分なアクを抜きながら、ワサビを刺激する。
「刺激スルホド、辛クナル」
80度くらいの湯へ投入、
(高温•長時間すぎると、辛みが飛ぶ)
箸でささっと混ぜ10秒でざるに上げる。
熱いまま、ガラス瓶に入れ、フタして、
勢い良く振って、刺激を与える。
「刺激スルホド、辛クナル」
この段階で、もう目にくる〜。
密封した状態、常温で3時間保管。
多少、色は悪くなるが、しっかり辛みが出る。
調味料を瓶の中に加え、
1日冷蔵庫に置いたら、完成。
2〜3週間は美味しく食べられる。
熱々ご飯に乗せても、
酒のつまみでも最高の一品。
卵かけご飯に乗せてもGOOD。
バターで炒めた茹でパスタと
合えるのもいいけど、
やはり、お奨めは、
大根おろしと一緒に、
日本そばで食べる、でしょうか。
先日、そば打ち教室へ行きまして、
生まれて初めて、打って切ってみました。
多少先生には手伝ってもらいましたが。
ちょっと、バラバラまちまちながら、
美味しかった!
手打ちそば教室
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