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    恐怖少女レイコ 第九話 悪の十字架

    • 2012.03.22 Thursday
    • 19:04
    恐怖少女レイコ 第九話 悪の十字架

    恐怖少女レイコ 第九話 悪の十字架

    レイコは、古い教会の前で、
    呆然と佇んでいた。
    正確に言うと、元教会を改築した、
    それは、ある財団のホール。
    昨日、友人のサダコから、
    古い教会音楽の、
    チェンバロの一種、
    ヴァージナルを使った、
    コンサートがあると、
    聞いたのが、事の発端だった。

    確か9時からの早朝コンサート。

    フェルメールの何枚かの絵にも、
    出てくる楽器、ヴァージナル。
    蓋の内側にラテン語で、

    MVSICA LAETITIAE 
    COMES MEDICINA DOLORVM 

    と、楽器に書かれた、
    音楽のレッスン、という作品が、
    特に好きだった。
    音楽は喜びの友、悲しみの薬、
    という意味だという。

    フェルメールの絵に、
    何故か惹かれるレイコは、
    実際にその音色を聞いてみたいと思い、
    となり町の閑静な、
    というより、少し寂しい住宅街まで、
    早起きして、出てきたのだった。

    周りの雰囲気に似つかわしくない、
    教会の目立って高い尖塔を見上げると、
    真っ黒なカラスが二羽、
    まるで会話するように、不気味な声を立て、
    先端付近をくるくると、
    舞っているのが目に入る。

    けれど、あたりに人気もなく、
    いくら開けようとしても、
    やはりビクともしない重い扉...。

    何度目かのため息をついた時、
    ふと、建物の影から、
    彼女に呼びかける声が聞こえた。

    黒いローブの男が、
    レイコの方へ近づいてくると、
    静かにこういった。

    開場は、10時ですよ。

    レイコは、場違いな調べをもつ、
    その言葉が、
    のどの奥からつきあげてきたのを、
    おさえきれなかった。








































    あ、開くの十時か!


    参考:笑福亭鶴光のオールナイトニッポン 驚き桃の木ビックリ話 より

    JUGEMテーマ:恐怖少女レイコ

    恐怖少女レイコ 第八話 悪魔の人形

    • 2012.03.20 Tuesday
    • 20:04
    恐怖少女レイコ 第八話 悪魔の人形

    恐怖少女レイコ 第八話 悪魔の人形

    年のはなれた姉が、
    娘のリンコをつれてきた。
    4歳になる姪は、
    やはり、黒っぽい人形を抱いていた。

    ずっと一緒なの?
    と、レイコが聞くと、
    姉はまた、溜息をついた。

    ミスターなんちゃら、
    とかいう映画のファンの姉。
    そのキャラクター商品である、
    人形を買い与えたのが、
    娘はいたく気に入ったようで、
    それ以来、何年にもなるが、
    常にその人形を抱えているのだ。

    食事の時も、寝る時も、
    もちろん外出する時も、
    お風呂に入る時も、
    一日中、決して、
    人形を手放そうとはしなかった。

    もう、乾かすのが大変よ。

    人形に何かぶつぶつと話しかけたり、
    時折、奇妙な歌を聴かせたりする、
    というのは、さすがに深刻だ。

    問題の人形の名前はルッシー。
    リンコによると男の子だそうだ。
    大きめな耳と感情のない丸い瞳。
    片方の目は、とれかかっていた。
    体中に短い毛が生え、
    尻尾があり、口には牙もあるようだった。
    人のようで、明らかに人ではない。
    それに、かなり大きく、
    とにかく古くなっていた。
    小さな少女が、
    ボロボロになった人形を抱いている姿は、
    ある意味異様でもある。

    子守りを頼まれたレイコは、
    二人で近所の公園へ出かけたが、
    両腕で人形を抱えたリンコは、また、
    例の奇妙な歌を口ずさみはじめた。

    日本語ではないような、
    意味の分からない歌を聞いて、
    何の歌か、
    思い切ってリンコに聞いてみた。

    ルッシーは私のお友達。
    私が大きくなったら、
    素敵な国につれていってくれる、
    約束の歌よ。

    感情をなくしたような、
    不気味な口調でつぶやく。

    この子、大丈夫...かしら。

    やがて、公園にいた、
    他の子供たちが、
    リンコの人形に興味を示したのか、
    周囲に集まってきた。

    その中の一人が人形を指さして、
    いった言葉は、
    レイコの心を一瞬で凍り付かせた。



























    あ、熊の人形! 

    参考:笑福亭鶴光のオールナイトニッポン 驚き桃の木ビックリ話 より

    JUGEMテーマ:恐怖少女レイコ

    恐怖少女レイコ 第七話 残された暗黒の村

    • 2012.03.17 Saturday
    • 12:40
    恐怖少女レイコ 第七話「残された暗黒の村」

    恐怖少女レイコ 第七話 残された暗黒の村

    ダムに沈むはずだった村?

    父親の部下ノムラという青年の話に、
    レイコは相づちを入れた。
    たまに父親がつれてくる、
    落ち着いて、割とかっこいい、
    この独身男性に、
    少しひかれるところがあった。

    村は、彼の両親の田舎で、
    小学校までは彼自身も、
    一緒に暮らしていたそうだ。
    山間の、何もないところだけれど、
    年に何度かある、
    お祭りのことはよく覚えているとか。
    とくに、秋の満月祭は、
    もし雨が降らなければ、
    夜通し盛大に執り行なわれ、
    子供も夜中まで起きているのを、
    許されていたという話....。

    ダム建設反対運動が起こって、
    何か事件が起こったのも、
    満月際の頃だという.....。

    今日も満月で、食事の後、
    父親が作ってくれた、
    オハギを食べたばかりだった。
    父は料理はできないが、
    なぜか和菓子作りだけは得意だった。

    お父さんのオハギは、
    とても美味しいね。
    田舎のお祭りの時のと同じ味だ。
    オハギは大好物で、
    何個でも食べられるよ。

    しばらく台所へ消えていた父が、
    会話を聞きつけたようだった。
    戻ってきて、青年に言葉をかけた。

    もう中身はないんだけど……

    その瞬間、レイコは、
    耳を疑うような、言葉を聞いた。































    残ったアンコ食う? 野村。

    JUGEMテーマ:恐怖少女レイコ

    恐怖少女レイコ 第六話 怪談お岩

    • 2012.03.17 Saturday
    • 12:20
    恐怖少女レイコ 第六話「怪談お岩」

    恐怖少女レイコ 第六話 怪談お岩

    レイコの高校の文化祭は、
    全校生が力を入れて取り組む、
    地域の人も楽しみにするぐらい、
    毎年恒例大掛かりなイベントだった。

    レイコのクラスは、
    男女入れ替えベルサイユの薔薇、
    水戸黄門VS必殺仕事人、
    フィーリングカップル5対5、
    などの案は却下され、結局無難な、
    お化け屋敷アトラクションに決定。
    色白で線の細いレイコは、
    即座に幽霊役の一人に選出された。

    お化け役に選ばれた人は、
    近くの神社にお参りするのが、
    我が校の伝統よ。
    行かないと、取り憑かれるかもよっ。

    担任教師に半ば強制的にいわれ、
    レイコも、その神社へお化け役総勢13人で、
    出かけることになる。

    森が生い茂る、小高い丘の上に、
    その神社はあった。

    うっそうとした木々に挟まれた、
    参道は薄暗く、少し不気味だ。
    一人では、ちょっと来たくはない処。

    それに、結構きつそう。
    遥か遠くにある石の鳥居を見上げ、
    レイコはそうつぶやく。
    石段は苦手だ。
    若くして、遠回りしても、
    エスカレーターを探すタイプだった。

    クラスメートに遅れがちに、
    何段もあるかなりきつい傾斜面を、
    のろのろと上がって行く。

    ふと、
    何かぶつぶつという声が、
    下から聞こえてきた。

    振り向くと、
    ものすごいスピードで、
    駆け上がってくる、
    和服の女が見て取れた。
    そんな必死な形相で、
    何を唱えているの?

    にぃしぃろぉはぁ...じゅう
    にぃしぃろぉはぁ…じゅう

    レイコの横を追い抜く瞬間、
    女の言葉は、ふいに途切れた。

    思わずその顔を凝視した時、
    レイコは恐ろしい言葉を耳にし、
    心臓が凍り付きそうになった。






























    階段、多いわっ!


    参考:笑福亭鶴光のオールナイトニッポン 驚き桃の木ビックリ話 より

    JUGEMテーマ:恐怖少女レイコ

    恐怖少女レイコ 第五話 お菊の井戸

    • 2012.03.17 Saturday
    • 00:43
    恐怖少女レイコ 第五話「お菊の井戸」

    恐怖少女レイコ 第五話 お菊の井戸

    あの商店街の福引きは、
    大抵、洗剤小袋一つか、はずれ。
    レイコが過去に当てたのは、
    良くてもアタック一箱。
    どちらかというと、
    クジ運のないレイコだった。

    どうせ、今回も.....。
    え、え、え、えぇっ〜!

    驚くべきことに、
    日帰りバスツアーという、
    一等賞チケットが当選した。

    行き先は、白鷺城ともいわれる、
    国宝、重要文化財にして、
    世界遺産の姫路城と、
    サファリパーク動物園遊覧。
    姫路名物の姫路おでんのお昼付き。

    姫路城には確か、
    皿を割ってしまったお菊が、
    投げ込まれ、
    夜な夜な、皿を数える声が、
    聞こえてきたという、
    あの伝説の井戸が、
    あるんじゃなかったかしら。

    レイコは胸騒ぎを覚えた。

    大型バス1台を貸し切り、
    姫路城お堀端へ着く頃には、
    すでに、しゃべくりで有名な、
    たこ焼き屋のおばさんが、
    素人とは思えない、
    バスガイドまがいの、
    わらかし観光案内の手腕を発揮。
    一行を大いに盛り上げていた。

    やれやれ、
    なぜか商店街の店員が多い、
    バスツアーだなぁ。

    お城へ入る前に、
    天守閣が見える広い庭で、
    集合記念撮影が行われるのが、
    ツアーの恒例スケジュールのようだった。

    たこ焼きの指示で、
    わらわらと集合していく一団に、
    のろのろと、ついていくレイコ。

    突然、一番端にいたレイコに、
    遠くから、

    女の声が聞こえてきた。

    レイコさん、レイコさん。
    もっとお城へ近づくのよ。

    え?
    これぐらいでいいのかしら。

    レイコは素直に声に従った。

    レイコさん、レイコさん。
    真ん中の方へ寄ってください。

    えっ?
    これくらいですか?

    もっと、もっとよっ!
    これ、くらいかな?

    もっと!

    その時、腰を抜かさんばかりの、
    驚愕の言葉が、
    レイコに浴びせかけられたのだ。




























    大きくの移動よっ!

    JUGEMテーマ:恐怖少女レイコ

    恐怖少女レイコ 第四話 カエルの怨霊

    • 2012.03.17 Saturday
    • 00:02
    恐怖少女レイコ 第四話「カエルの怨霊」

    恐怖少女レイコ 第四話 カエルの怨霊

    ある満月の夜。
    レイコとユウジは、
    田舎道をドライブしていた。
    月を、静かな場所で見たいと、
    レイコが提案したのだ。

    カーステレオからは、
    流行のポップスが流れている。
    外は真っ黒な田んぼが続き、
    閉めたウィンドウの外からでさえ、
    カエルたちの鳴き声が聞こえてきた。

    月を水面へ映す、
    大きなため池のそばで、
    ユウジは車を止めた。

    普段は寂しいところだろうけど、
    今夜のカエルたちは賑やかだ。
    繁殖期を迎えて、
    ガールハントに忙しいってところかな。

    と、レイコに話しかけた。

    どんなカエルが鳴いているのかしら。
    ねぇ、この間行った動物園、
    は虫類館の綺麗なカエル覚えてる?

    話をそらすように、
    レイコはこう答える。
    むきになって話すユウジ。

    アルカロイド系神経毒を持つ、
    派手な原色模様のカエルだったよね。
    20μgで大人の致死量。
    生物毒の中でも、かなり強力な部類で、
    ネイティブアメリカンが毒矢に使ってた。
    その土地に住む、
    アリやダニなんかを食べることで、
    その毒が身体にたまっていくそうだよ。
    だから、
    ペットとして飼われるヤツは、
    エサが違って、毒を持たない。
    そう言えば、センソ(蟾酥)っていう、
    ヒキガエルの耳下腺からでる、
    乳液を元にする生薬もあったな。
    確か強心性ステロイドが主成分。
    カエルって、
    なかなか侮れないな。

    そんな怖い話より、今は、
    この神秘的な合唱に身をゆだねたいわ。

    と、カーステのボリュームに、
    手をのばすレイコ。

    その瞬間、レイコは、
    思いもよらぬ、恐ろしい言葉を、
    耳にすることになる。
























    変えるの?音量。


    参考:笑福亭鶴光のオールナイトニッポン 驚き桃の木ビックリ話 より

    JUGEMテーマ:恐怖少女レイコ

    恐怖少女レイコ 第三話 血を噛んで吸う話

    • 2012.03.16 Friday
    • 23:42
    恐怖少女レイコ 第三話「血を咬んで吸う話」

    恐怖少女レイコ 第三話 血を噛んで吸う話

    金縛りというものを、
    ご存じだろうか。
    就寝中、意識は、
    はっきりしているのに、
    体を動かすことができない状態。

    レイコは旅にでると、
    よく金縛りにあった。
    ボーイフレンドのユウジは、
    旅行による環境の変化で、
    身体は疲れているのに、
    脳が興奮しているからだよ、
    と笑っていた。

    この旅先の旅館でも、
    まだ夜が明けぬうち、
    真っ暗で見えないはずの、
    天井の木目の模様を、
    薄ぼんやりと、
    自分が見ていることに気がついた。

    やれやれ、
    またいつものことか。

    そう思って、レイコは、
    足も手の指も、
    目玉さえも動かすことができないのを、
    順をおって確認した。

    あれ。

    そのとき、部屋の外側に、
    何かゆっくりと近づいてくる、
    とらえどころのない気配を感じた。

    サッ、サッ、サッ、サッ

    かすかな、こするような音が、
    なんとなく聞こえてくる。
    だんだん大きくなってくる不安。

    やばい。
    早く目を覚まさなきゃ。

    右足の親指に意識を集中させる。
    おばあちゃんに聞いたやり方だ。
    やがて、真っ暗な部屋の中で、
    自分の頭を、
    少し浮かせることに成功した。

    やっぱり夢だったんだ。
    わずかに安堵するレイコだったが、
    次の瞬間、
    ドアのすぐ外で、
    はっきりと音がした。

    ガサッガサッ!
    人の気配。

    だ、だれなのっ!

    思わず大声で叫んだレイコは、
    次の瞬間、
    身も凍る、恐ろしい言葉を、
    耳にしたのだった。

























    朝刊ですぅ。


    参考:笑福亭鶴光のオールナイトニッポン 驚き桃の木ビックリ話 より

    JUGEMテーマ:恐怖少女レイコ

    恐怖少女レイコ 第二話 呪いの館

    • 2012.03.16 Friday
    • 22:04
    恐怖少女レイコ 第二話「呪いの館」

    恐怖少女レイコ 第二話 呪いの館

    レイコの実家は、
    けっこう立派な木造家屋で、
    今回戻った時、
    屋根の補強と増築の為、
    遠方から来た、
    四人の大工職人に、
    しばらく住込みで、
    働いてもらっていた。
    祖父の時代からの、
    古い付き合いで、定期的に、
    手を入れてもらっているという話だ。

    レイコも幼い時分、
    何かの補修の時に見かけた、
    棟梁の顔には、
    なんとなく覚えがあった。

    棟梁もかなりの年令になっていたが、
    相変わらず、がっしり逞しい身体で、
    渋く厳しそうな顔には威厳があった。
    腕は確かで、職人気質ながら、
    明るく、人の良い男だった。
     
    近頃は年のせいか、
    身体も思うように動かなくなっちまって。
    まぁ若いもんが、しっかりしてるから、
    心配ご無用でさぁ。

    棟梁の仕事は丁寧だが、
    最近では、何をするにも、
    時間がかかるようになってきたという。
    たしかに今回も、
    明日完成だったはずの予定が、
    2〜3日の延長が必要となっていた。

    親方!親方!まだですか?
    ぐずぐずしてちゃ終わりませんよ。

    棟梁の右腕となった息子も、
    少しあきれ顔でグチをこぼすが、
    当の本人は、まぁ何とかなるさ、
    と悪びれもしない。

    何となく興味がわいて、
    作業場を覗いていたレイコの耳に、
    他の職人たちがつぶやいた、
    恐ろしい言葉が、
    突然飛び込んできた。

























    のろいのぅ、親方〜


    参考:笑福亭鶴光のオールナイトニッポン 驚き桃の木ビックリ話 より


    JUGEMテーマ:恐怖少女レイコ

    恐怖少女レイコ 第一話 魔女と猫の花瓶

    • 2012.03.16 Friday
    • 21:25
    恐怖少女レイコ 第一話「魔女と猫の花瓶」

    恐怖少女レイコ 第一話 魔女と猫の花瓶

    どんよりと曇った夏の日。
    海に面した小さな町の駅。
    単線のかわいい電車を降りると、
    レイコは、叔母から昨日もらった、
    手書きの地図を確かめた。

    潮の香りがして、
    都会とは違った、
    空の広いこの町の商店街。
    その外れに、目的の古い洋館が、
    ひっそりたたずんでいた。

    ええっと、どうやるんだっけ。

    シックな装飾ガラスの入った、
    鉛色の扉の右横、
    ブザーボタンを見つけて、
    レイコは、少しためらいながらも、
    思い切って押す。

    どうぞ。おはいりなさい。

    やっと聞き取れるほどの、
    かすれた返事が、
    どこかに取り付けられた、
    スピーカーから聞こえた。
    と、同時に、
    ガチャっと、
    大掛かりな鍵の開く音がして、
    ドアは自動的に少し開いた。

    ギギギギぃ。

    重いドアの向こうにある、
    薄暗い玄関ホール。
    二つ目の扉の向こうに、
    大きな空間があった。

    妙にひんやりとして、
    少し埃っぽい匂いがした。
    一応、古物商店舗ということだが、
    その割には、
    がらんと、品数も少ない。

    部屋中央にある、
    大きなアンティークテーブル。
    その上に、鈍く光る、
    いぶし銀の、
    大きな陶製の花瓶には、
    香りのない、
    紫色の花がどっさり生けてあった。

    その向こう、部屋の奥、
    膝に猫を乗せた黒衣の老婆が、
    椅子に座って、
    じっとこちらを伺っていた。

    レイコは、
    老婆へ軽く会釈をすると、
    目を輝かせてながら、
    その陶器の花瓶に近寄った。
    花瓶の奇麗な模様に、
    目を奪われていた、
    その刹那。
    まったく無意識のうちに、
    その言葉が、
    レイコの口から、
    こみ上げてきたのだった。
























    まぁ、上等ね、この花瓶。


    参考:笑福亭鶴光のオールナイトニッポン 驚き桃の木ビックリ話 より

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